留学生なら知っておきたい「現地の友達付き合いとマナー」メキシコ編~Yu Larraz(メキシコ在住ライター)

留学中に地元の友達ができたら嬉しいもの。前記事「語学留学生が地元の友だちを作る方法」では、留学生同士だけでなく、地元の友達を作るヒントについてご紹介してきました。

晴れて、ここメキシコでメキシコ人の友達ができると、時には友達宅に個人的に招待されるだけでなく、多くの人が集まるパーティーに参加する機会もあります。

メキシコ人は日本人とは文化や習慣が異なるため、日本人の感覚で考えていると、友達の行動に疑問を感じることもでてくるかもしれません。メキシコ人特有の時間の感覚や約束の概念、手土産のマナーなど、知っておけば現地での友達づきあいがより楽しくなるでしょう。

この記事では、留学生が地元の友達との付き合いで知っておきたいことをメキシコ人との友達付き合いを例にご紹介していきます。

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メキシコ人はフレンドリーだが口約束も多い

メキシコ人はとても気軽でフレンドリーに話しますが、口約束だけの人もよくいます。相手は、「この日に会おうね!」「この日にここに行こうか?」と気軽な気持ちで誘う場合が多く、悪気はないものの、当日になると約束を忘れてしまったり、何らかの事情ができて実行できなかったりします。

仲良くなりたての頃は社交辞令も多く、気を使わない仲になるほど口約束になる場合が多くなります。

彼らに悪気はないため、「約束したのにどうして?」と深く悩まないほうがいいでしょう。とはいえ他の予定を入れなければならないときもあるはず。友達との予定を確実に知りたい場合は、前日か当日にきちんと確認してみましょう。

メキシコ人は時間にルーズな人が多い

有名な話ではありますが、メキシコ人が時間にルーズなのは事実です。もちろんメキシコ人全てが、時間にルーズなわけではありません。しかし多くの場合、15分くらい遅れるのが一般的です。

パーティーなど大勢で集まる場合は、時間ピッタリに来る人は少なく、30分遅れや1時間遅れの人も普通にいます。自分の都合のいい時間に来るのが当たり前という考えがあるので、パーティ―の場合は、時間を気にせず、都合のいい時間に行きましょう。

時間にきっちりしている日本人にとっては、ルーズなメキシコ人に慣れるまではイライラしてしまうかもしれません。こればかりは文化の違いと、気軽に構えたほうがいいでしょう。

親しくなると自宅に招くのがマナー

メキシコ人は親しくなると、自宅に食事に招待するのがマナーという考えを持っています。「あなたの事を大切に思っているから、自宅に招きます」ということです。友達に招かれたら必ず手土産を持って訪ね、次はあなたも友達を家に招くのがマナーです。

もし、招かないとガッカリされてしまうこともあるため、大切な友達は同じように自宅に招待してみましょう。

自宅に招かれた時に手土産は何がいいか

友達に家に招かれたら、手土産を持って行きたいですね。まだ多少気をつかう仲なら、ワインやビール、ケーキなどが無難です。しかし、すでに何でも気軽に話せる仲なら、何を持って行けばいいか友達に相談してみましょう。

「飲み物はあるから、スナックでも持ってきて!」などと言われたら、足りないものを持って行けばいいし、友達も助かります。

気軽でフレンドリーなメキシコ人とは気軽につきあう

メキシコ人と一言で言っても、全てのメキシコ人が同じ様に行動するわけではありません。しかし、ある程度彼らの文化や習慣を知っていれば、私たちの常識が通らない時に、ショックをうけなくても済むし、仕方ないと思えるようになります。

あまり神経を使わずに、ゆったりと構えているのもメキシコ人のいいところです。留学中は、できれば多くの友達を作って、もっとメキシコ人のことを知る機会が増えればいいですね。

文:Yu Larraz(メキシコ在住ライター)
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