近頃メディアでも耳にする事の多いココナッツオイルは、ケトン体によるダイエット効果など、嬉しい効果が期待できる優秀オイル。更にコレステロール値や血糖値、便秘の改善もできる万能オイルです。今日は、本場アメリカの食卓での多彩な使われ方をお届けいたします。
手作りグラノーラで朝食
市販のグラノーラにココナッツオイルを混ぜて、ハチミツを少しかければ、手軽に毎日の朝食で、ココナッツオイルを摂る事ができます。メープルシロップベースのグラノーラなら、ココナッツオイルを混ぜるだけで、自然な甘みもあります。
アメリカで人気のスーパーTRADER JOE’Sには、シロップ漬けされた様々な種類のグラノーラが売られています。自分好みのグラノーラを見つけてみては?
焼き菓子に利用する
油を高温加熱するとトランス脂肪酸が発生するので、加熱には注意が必要です。その点ココナッツオイルは他のオリーブオイルやごま油と比べてもかなり高い温度、190度までなら、安全に品質を保つ事ができるため、クッキーなどの焼き菓子に幅広く使う事ができます。
アメリカのクッキーレシピはバターの量が日本のレシピと比べるとかなりの量になります。バターの代用品として、ココナッツオイルを使えば、ヘルシーで風味豊かな焼き菓子になります。バターより少し生地が緩めになるので一旦冷蔵庫で冷やすと使いやすいです。
ベイクドポテトの上にかける
熱々のベイクドポテトにココナッツオイルとドライハーブのローズマリーをかけて頂きます。ハーブの香りにココナッツオイルのあま~い香りが加わって、絶品のベイクドポテトが出来上がります。サワークリームで食べるベイクドポテトに負けず劣らずとっても美味な一品です。
食パンに塗る
そのままスプーンですくってココナッツオイルを食べる方も多いですが、焼きたての食パンに乗せるとすうっと溶けるので、ココナッツオイルの風味で美味しく食パンを頂く事ができます。甘いのがお好きな方は、はちみつやメープルシロップを少しかけると更に濃厚なお味になります。
様々な使い方のできるアメリカでも大人気のココナッツオイル。その他の利用方法では、スムージーやポップコーン、マヨネーズ作りにも使われています。ココナッツオイルの使い方は各国いろいろあると思いますが、とにかく体に良い食材なので、それぞれのお国の良いところ取りで、毎日の生活に取り入れていきたいですね。
文:Rinu Arii(カリフォルニア在住ライター)
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