アメリカ人ならほとんどの人が自分の好きなチームを持っているという、国民的スポーツ、アメリカンフットボール。自分の家にアメリカ国旗と並べてファンのチームのフラッグを掲げている家庭や、応援しているチームのステッカーを車に貼っていたり、スタジアムに行く訳でもなく普段着として好きなチームのTシャツを着たり、帽子をかぶっていたり。アメリカンフットボールとアメリカ人の生活は深く関係していることがわかります。
アメリカで生活する上でフットボールのことを知っておいて損はありません。またユニークな名前を持つチームも多く、その名前からアメリカの歴史を知ることができます。前半ではアメリカの文化と切っても切り離すことの出来ない、アメリカンフットボールについて、後半ではチーム名からわかるアメリカの歴史や由来について、2回にわたって紹介していきます。
アメリカンフットボールについて
ナショナル フットボール リーグ (National Football League) 通称NFLは、アメリカン フットボール カンファレンス (American Football Conference) AFCとナショナル フットボール カンファレンス (National Football Conference) NFC の2つに分かれており、それぞれ16チーム、合計で32チームあります。
レギュラーシーズンは毎年9月からスタートし、各チーム16試合戦います。そして各カンファレンスの上位チームがトーナメントに進み、最終的にAFC 、NFCの両カンファレンスの優勝チームが対戦します。
スーパーボウルとは
アメリカンフットボールがアメリカを代表する国民的スポーツであることを象徴する試合が、AFC 、NFCの両カンファレンスの優勝チームが対戦する「スーパーボウル」です。
全米王者を決定する試合はたった1回。この日は試合家族や友人が集まるスーパーボールパーティが至る所で行われ、スポーツバーにも多くのフットボールファンが詰め掛け、アメリカ全土がお祭り騒ぎになります。
ゲームだけでなくハーフタイムに行われるショーも大きな話題となり、見逃せません。過去にはマイケル・ジャクソン、マドンナ、ビヨンセなどの超大物アーティストによるパフォーマンスが行われてきました。2017年のハーフタイムショーはレディ・ガガが出演することに決定しており、早くから話題を集めています。
また、スーバーボウル中に流されるコマーシャルにも目が離せません。たった30秒のために数億円もの大金かけ、コマーシャルを作る会社もあります。メッセージ性の強いものから、感動を誘うものまで。トイレに行っている時間なんてないのです。
さて、先述したとおり、アメリカンフットボールの各チームの名前はアメリカの歴史に深く関係しています。チーム名の由来をひも解くことで、チームの地元がどんな社会を持つ地域なのかが見えてくるのです。次回は、アメリカンフットボールチームの名前とその背景に視点を変えて見ていきましょう。
>> アメリカ留学生なら知っておきたいアメリカンフットボール (2)
文:Yummy Hashi(カリフォルニア在住ライター)
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