『アメリカのグロッサリーストア(スーパーマーケット)徹底攻略法(1)』では主に生鮮食品の値段表記について説明しました。後半となる本記事では、間違えやすいその他の食品の値段の見方や、お得なクーポンの活用法、ポイントカードについて解説していきます。
値段表記をじっくり見よう
まずはこの写真を見てみましょう。
「10/10.00」と表示されているので、10個購入すると10ドルなのでは、と思うでしょう。
でもよく見てください。小さく「1.00each」と表示されているのに気づきましたか?前回でもお伝えしたように、Eachはそれぞれ、という意味があります。ということは1個の購入で1ドルとなります。必要がなければ10個も購入する必要はないのです。
お店側としてはたくさん購入して欲しいので、このような表示方法になっていますが、どの商品でも「Each」「ea」と表示されていれば、1個から個数単位価格で購入することができます。
次は、こちらの写真を見てみましょう。
ブルーの枠に「BUY4・SAVE$4」と表示されています。この場合は4個商品を購入することで通常価格の2.99ドルから各1ドルずつ割引かれ、1個1.99ドルになります。1~3個の購入では割引対象外となります。
お店によっては「Must Buy 4 or More」と表示されていることもあります。一時帰国などのお土産購入時には大量買いは強い見方になってくれますが、アメリカの商品は日本で買うものよりサイズが大きいものが多く、単身暮らしでは使い切れなかったり、食べ切れないこともあります。表示をよく見て判断し、購入するといいでしょう。
クーポンを利用しよう
キャンペーン中の商品には、商品そのものにクーポンが付いている場合があります。
これらは商品購入時に利用することができます。商品からクーポンを外して会計時にレジスタッフに渡すとその場で割引してくれます。割引価格からクーポン利用でダブルで得することもあります。
カードを手に入れよう
各店舗のサービスカウンターへ行きスタッフに尋ねてください。ほとんどのお店で無料でカードがもらえます。
お店によってはカードを持っていなければ割引にならない場合があるので、よく利用するお店のカードを手に入れておくと、賢くお得に買い物ができます。電話番号、住所などを登録する必要はありません。会計時に機械に通すかレジスタッフに渡してください。
レシートをもらおう
レシートは必ずもらい、金額が合っているかチェックする習慣をつけましょう。店舗で表示されている金額とレシートの金額が違うことも少なくありません。また、購入後に気が変わって返品したい場合や、買った商品の袋が破れているのを発見した時などにも、レシートがあれば返品可能です。サービスカウンターへ行き対応してもらいましょう。
おまけ
バレンタインデー、ハロウィン、クリスマスなどアメリカのイベントに欠かせないもの、それはキャンディーと呼ばれるチョコレートやキャラメルでできたお菓子です。イベントまでの間はたくさんのキャンディーが売られています。
これがイベントの日を過ぎ翌日には、半額やそれ以上の割引価格になります。この一口サイズのキャンデー、授業の合間やおやつにもぴったりです。イベントの翌日のグロッサリーストア、見逃せません!
これだけ知っておけば、グロッサリーストアでスムーズに買い物を楽しめることでしょう。節約生活をすることになる留学中は、賢くお得にグロッサリーストアを活用してください。
文:Yummy Hashi(カリフォルニア在住ライター)
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