メルボルン留学生の台所!なんでも揃う魅力満載のクイーン・ビクトリアマーケット~木村加奈(旅行ライター)

オーストラリアの物価は日本の約2倍〜3倍です。その分、時給や給料が高いのですが、できれば食費は抑えたいところです。オーストラリアでの生活を少し楽にするためにも、また新鮮な食材をお得に入手するためにも今回紹介するクイーン・ビクトリアマーケット(Queen Victoria Market)の存在は貴重です。

クイーン・ビクトリアマーケットは1878年に開設されて以来、観光客や現地の人に愛され守られてきました。現在も、食料品・ファッション・お土産品・カフェなどのお店が多数あり、日々賑わっています。広さも、南半球最大級規模と言われており、とても広く、全体をじっくり見て回ると半日から1日かかります。

本記事ではクイーン・ビクトリアマーケットの魅力と、知って得する活用法をガイドします。

魅力その1:アクセスしやすさ

メルボルンの中心地から徒歩圏内にあります。メルボルンの中心地はトラム(路面電車)が無料なので、トラムを使って行くのも便利です。メルボルンセントラル駅の前からトラムに乗っても1駅で到着します。(詳しくはフリートラムゾーンを確認ください)

魅力その2:豊富な食材が揃っている。

肉・魚介類・野菜・お酒・チーズ・ハムやサラミ・パン・オリーブなど豊富な食材が揃っています。各セクションに分かれているので、目的のものに合わせて各セクションを訪問してください。特に注目は、フルーツとオーストラリアビーフです。とても甘くて美味しいメロンやマンゴー、分厚く脂が乗った牛肉もスーパーよりも安く手に入ります。

また、オーストラリアの人が普段食べないような部位、例えば、ハツやレバーなども入手できます。店頭に並んでいない場合は、お店の人に聞いてみるといいでしょう。

魅力その3:お土産も豊富に揃えている

民芸品・洋服・タオル・ブーツなどの靴類・化粧品・サングラスなど多種多様な商品が揃っています。空港で購入するよりも格安なので、観光客にも人気です。オーストラリアのお土産を購入する際は、ぜひこちらにお立ち寄りください。

魅力その4:オーガニック商品も豊富

オーガニック食材はもちろんのこと、オーガニック石鹸や化粧品なども販売しています。

魅力その5:アジアの野菜も揃えている

スーパーには販売していないような春菊、椎茸、エノキ、ニラなどもこちらでは購入できます。(その日の仕入れ状況によります)友人と餃子パーティーをする際など、重宝します。

魅力その6:自分の好きな分だけ購入できる

一人暮らしをしているとどうしても、食材を余らせてしまうことがありますが、市場では自分の好きな分量を購入できます。少し値引きするためには、大量購入がお得。一箱買いが驚きの価格で販売していることがあるので、箱買いして一緒に暮らしているシェアメイトやご近所さんと分けたりするのもいいでしょう。

魅力その7:昼間だけではない!ナイトマーケットもある

昼間の市場とは一変して、夏と冬限定で、週に1度ナイトマーケットが開催されます。各国の料理を振る舞う飲食店や民芸品や手芸品などの販売や、ライブ演奏もあります。冬場は寒いので、厚着していってください。


マーケットに行く前のポイント

それでは、これからマーケットに行かれる方へ、ポイントを3点ご紹介します。

1.歩きやすい格好で、持ち運び便利なバッグやリュックを持って行く
敷地が広いので、歩きやすい格好で行くことをお勧めします。また、現地に住んでいる方は、あれもこれもと買ってしまいがちですので、持ち運び便利な買い物バッグやリュックなどを持って行くことをお忘れなく!

2.目的に応じて訪問時間を変える
・新鮮なものを、豊富な種類の中から入手したい方
開店直後の訪問がお得。新鮮で、良い商品は早い時間帯に売れ切れてしまいますので、早い時間に訪問してください。

・少しでも安く、お得に食材を入手したい方
閉店時間際(閉店時間の1時間〜30分前)がお得。野菜セクションでは、1ドルセールをやるお店で賑わいます。少し古かったり、傷がついているものなどをお店の人が一袋にまとめて1ドルで販売します。トマトやジャガイモ、りんごなどその日の仕入れによって商品や組み合わせは異なりますが、近日中に食べる分には問題ない品質の商品が大量に入っています。ただし、中には、腐っている商品もあるかもしれませんので、きちんと確認してから購入してください。

▼購入した野菜と果物。閉店間際に駆け込んで、購入しました。これだけ買っても5ドルでした。

3.マップを活用する
時間がない人は、短時間で効率よく周るために、各セクションがどこにあるのかマーケット内の地図を事前に確認していきましょう。

今回は、クイーン・ビクトリアマーケットの魅力をご紹介しました。留学生はもちろん、観光でメルボルンを訪れた際も、ぜひ足を運んでみてください。

文:木村加奈(旅行ライター)
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