海外の大学院に行くには?留学費用やメリット、進学スケジュールをゼロから解説!

大学院留学って難しいのでは?
・自分にできるだろうか?
・費用が高いのでは?

このページではそういった疑問にお答えし、大学院留学についてわかりやすくガイドしていきます。

「大学卒業」と「大学院卒業」ではその後のキャリアに段違いの差が開きます。そのため、海外の大学院への留学は、間違いなくあなたの人生を大きく変えることになります。

年収にして200万以上の差が開くことはザラで、大学院卒でなければ就けない職種もたくさんあります。

日本人の方は「大学院留学ってちょっとハードルが高いのでは?」と思う方が多いようです。しかし、海外では大学卒業資格を持つ人が大学院に行くのはごく自然なこと。むしろ大学院留学は日本人のコツコツ取り組む性格にも向いていて、メリットが大きいのです。

ぜひこのページを参考にして、海外の大学院についてより具体的なイメージをつかんでいただければと思います。

なお、博士課程についてはケース/個人ごとに異なることも多いため、ここでは修士号や修士に準じる学位を中心に解説していきます。

ぜひ参考にしてくださいね!

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目次

海外大学院の学位/資格とそれぞれの留学期間

海外大学院の学位/資格とそれぞれの留学期間

まず最初に、海外の大学院で取れる主な学位についてご説明します。海外では「大学院卒業」という肩書ではなく「学位」が肩書となりますので、学位名になじんでおくと便利です。

修士課程(修士号:Master’s Degree)

アメリカ・カナダでは2年、オーストラリア・ニュージーランド・イギリスでは1年から2年です。専攻によって異なることもあります。中国では2年から3年かかります。

ポストグラデュエート・ディプロマ

イギリス・オーストラリア・ニュージーランドなどの大学院には、修士課程よりもやや短い1年から1.5年のポストグラデュエート・ディプロマ(Post-Graduate Diploma)、またはグラデュエート・ディプロマ(Graduate Diploma)というコースがあります。

修士課程の最初の部分のみを指してポストグラデュエート・ディプロマという場合もあります。

ポストグラデュエート・サティフィケイト

イギリス・オーストラリア・ニュージーランドなどの大学院には約10か月から1年で取得できるポストグラデュエート・サティフィケイト(Post-Graduate Certificate)またはグラデュエート・サティフィケイト(Graduate Certificate)という学位コースがあります。

短期エグゼクティブMBA

一部の経営学大学院(ビジネススクール)では、社会人向けに短期MBAなどのビジネスプログラムを開講しています。

正式な学位はありませんので、履歴書や職務経歴書には「Executive MBA at 〇〇 University修了」のように記載します。

これからステップアップしたいと考える若いエグゼクティブ向けのコースや、マーケティング・会計に特化したコース、管理職/経営層などリーダーに向けたコース、起業を目指す人のためのアントレプレナーシップコースなど、さまざまな種類があります。

期間は短いものなら2週間程度から、長いものでも6か月~9か月です。

プレ・マスターズ・コース

プレ・マスターズ・コース(Pre-Master’s Course)は大学院のコースそのものではなく、入学準備コースのことです。

このコース単体で学位になるわけではなく、大学院の正規課程に入るための予備講座です。このコースでの履修歴を履歴書に記載することは一般的にはありません。

入学には語学力が足りない人や、志望分野のための必須科目が足りていない人などが受講します。期間は約半年から10か月程度のコースが多いです。

大学院が独自の付属プレ・マスターズ・コースを持っている場合もあります。プレ・マスターズ・コースを修了すると自動的に系列の大学院への合格が認められたり、受講しながら大学院のクラスを並行して受けられるといったメリットもあります。

もし「海外の大学院に留学したいけれど、まだそのための力が足りていないなあ」と思っている人は、大学院入学前にプレ・マスターズ・コースがあることも念頭に置いておくといいでしょう。

海外大学院の種類

海外大学院の種類

グラデュエート・スクール(学術型大学院)

一般的に日本にある大学院と同じような大学院をグラデュエート・スクールと言います。幅広い専攻があり、専門性を深めていきます。

海外のグラデュエート・スクールには研究を主とするコースと、キャリアに特化したコースがあります。自分が卒業後に何を求めているのか、どこに到達したいのか、自分のゴールを考えて大学院探しをするのがおすすめです。

プロフェッショナル・スクール(専門大学院)

専門職のスキルを磨く大学院をプロフェッショナル・スクールと言います。

▼プロフェッショナル・スクールの例
・法学(ロースクール)
・医学(メディカルスクール)
・看護学
・公共政策学/政治学
・獣医学
・薬学
・経営学(ビジネススクール)
・音楽・芸術
・健康科学
・眼科学
・歯科学
・公衆衛生学
・ジャーナリズム学
・国際関係学
・社会福祉学
・建築学

※プロフェッショナル・スクールを持つ大学院と持たない大学院があります。たとえば、音楽専攻をグラデュエート・スクールで開講している大学院もあれば、プロフェッショナル・スクールで開講している大学院もあります。

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海外の大学院、行く意味ある?メリットとデメリットを知ろう。

海外は学歴社会

海外、なかでも北米やヨーロッパは日本以上に学歴社会です。どこの学校を出たかも大事なのですが、それ以上に評価の対象となるのが最終学位です。

修士号のブランド力がわかる例のひとつが「名刺」です。

グローバル企業のビジネスマンと英語の名刺を交換すると、肩書や名前の下に「MA in Communication」や「MSc in Psychology」など、学位が記載されていることがあります。

「大学卒(Bachelor)」を書いている人はあまりいません。修士号以上だからこそ、名刺に書く価値があるということなんです。

海外における学位の貴重さが如実に表れていますね。

キャリアチェンジ・キャリアアップ

海外の大学院に進むには、大学と同じ学部でなくても構いません。一度社会に出てから「違う道に進みたいなあ」と思った人でも、大学で卒業した学部と違う専攻を大学院から学び直すこともできます。

全く同じ専攻でなくても問題ありませんが、「大学でこの科目を修了していることが必須」といった条件が課されるケースはあります。そのため、まったく畑違いの分野に進むのであれば受験者別に対策が必要になりますが、そうでなければ大学院留学をきっかけにキャリアの方向転換をすることもできます。

大学院の授業は日本人に向いている

「大学ならまだしも、大学院での授業は難しいのでは?」

そんな風に考える人も多いのですが、実際には大学よりも大学院のほうが付いていきやすいという日本人留学生の声もよく聞かれます。

その理由は、大学と大学院の授業スタイルの違いにあります。

大学の授業は大規模教室での講義と小~中規模のクラスの組み合わせでカリキュラムが組まれるのが一般的です。300人超のクラスで自分のペースとは関係なくレクチャーを受けなくてはならず、スピードについていけなかったときは大変です。

また、アメリカやカナダの大学では専門科目だけでなく一般教養科目として幅広い教科も履修しなくてはなりません。興味のある科目ならいいのですが、全然興味がない科目や苦手科目も勉強することになります。

その点、大学院は限られた人数で自分の好きなテーマに没頭して取り組むことができます。イギリスの大学院にはリサーチを主とするコースもあり、自分の本分に専念できます。

コツコツ積み上げていくのが得意で勤勉な日本人留学生には、大学院のカリキュラムは比較的向いていると言えるでしょう。

奨学金の種類が豊富

各国政府や企業、財団などが実施している奨学金制度のほとんどが大学院留学を対象としたものです。大学院が実施しているスカラシップもあります。

大学を卒業してすぐに大学院に進学する人はもちろん、なかでも自力で留学費用を調達しようと考えている社会人にとっては、奨学金は大きな助けになります。

奨学金について詳しく知りたい方は「社会人向けの留学奨学金一覧|返済不要(給付型)の制度を厳選してご紹介」のページも参考にしてみてください。

永住権や就労ビザへの道が開ける

海外の大学院を卒業したあと、現地で仕事をしていきたいと考えている人も多いことでしょう。

数年間を海外でキャリアを積んでから次のステップに移りたい人もいれば、永住権を獲得していきたい人もいると思います。

多くの国で、大学院で修士号やポストグラデュエート・ディプロマ等を取得することで、卒業後はその国で働くビザを取得できたり、永住権のためのポイントを獲得できるといったアドバンテージがあります。

大学院卒でなければ採用されない職も

修士号を持っていることがマスト、という職種は少なくありません。

国連をはじめとする国際機関、それに準じる団体、大学での指導者/研究職などはその一例です。

ウォールストリートにはほとんどMBAホルダーしか在籍していないような企業もありますし、医学・法曹界・会計などの専門職でもプロフェッショナル・スクールが一番の近道となります。

デメリットは?

海外の大学院を修了することのデメリットはほとんど見当たりませんが、なかにはGPAや語学力が足りないことを気にしている方もいるかもしれません。

しかし、成績については世界にたくさんある大学院のなかから適切に学校を選ぶことで問題は解決できます。成績以外の職歴で評価されることも多々あります。

語学力については悩んでいる時間こそもったいない!語学力が伸びない人は一人もいません。悩んでいる間に単語を覚えたほうが合格への道がぐっと近づきます。

語学力が伸びるまでの時間を短縮するために、先述したプレ・マスターズ・コースを経由したり付属の語学学校を上手に活用するのも良い方法ですね。

成績/語学力以外のデメリットを挙げるなら、留学の費用を工面しなければならないこと、その間仕事ができないことなどがあります。

なかでも、費用については心配している方も多いことでしょう。

次の項では、費用について詳しく解説していきます。

海外大学院留学の費用

海外の大学院留学の費用は、国によって大きく異なります。

年間1000万円近くかかる国から、国立大学の学費が原則無料になる国、奨学金制度が充実していてかなりの留学生にチャンスを与える国もあります。

留学費用は年数や場所も合わせてトータルで検討するのがおすすめです。イギリスのように修士課程が1年で終わる国と、中国のように3年必要な国とでは、おのずと学費も滞在費も違ってきます。

国別の大学院授業料目安

同じ国の大学院であっても、都市にあるか田舎にあるかで生活費も授業料も変わります。また私立か国立かでも違います。

ここではあくまでも目安として下限から上限までをご紹介します。

授業料(年間)
アメリカ200万円~1,200万円
カナダ250万円~500万円
イギリス350万円~800万円
オーストラリア350万円~500万円
ニュージーランド300万円~450万円
ドイツ0万円~50万円
中国50万円~200万円
マレーシア80万円~200万円

奨学金

奨学金には、出願先の大学が実施するものと、日本/海外政府や財団が実施するものの2種類があります。

北米の州立大学などは自国の学生のみを対象とする制度が多いですが、私立大学やアメリカ以外の大学の場合には多くの大学が留学生も審査対象となる奨学金制度を持っています。

また、日本の財団が実施する奨学金制度も、その多くは大学院留学を対象としています。倍率は高いものの、アイビーリーグやオックスブリッジなどランキング上位校などを狙っている方であればさらにチャンスも広がりますので、手続きや申請をめんどくさがらずにチャレンジしてみるのがおすすめです。

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ティーチング・アシスタント/リサーチ・アシスタント

アメリカの大学院における「Teaching Assistant(TA)」「RA(Research Assistant)」は、授業の補助や教授のアシスタントを行う代わりに報酬や学費免除を受けられる制度です。働きながら学費を軽減できるこの制度は、学外のアルバイトが許可されていない米国でも合法的に働けるため、多くの大学院留学生が利用しています。

  • TA(Teaching Assistant):授業サポート
  • (教授のプロジェクト補助)

▼仕事内容の例

・授業の補助(資料準備・出席管理)
・ディスカッションセッションの進行
・課題・テストの採点
・授業の一部代講(上級TAの場合)
・教授のプロジェクト補助

月給にして約10万~30万円($800~$2,000程度)、学費が大幅に軽減され、生活費にも一部充当できるケースもあります。特にSTEM分野は「フルファンディング(授業料+生活費)」になることも少なくありません。

一定以上のGPAと英語力(特にスピーキング)が必要で、面接が課される場合もあります。

週10~20時間程度の拘束と試験期間などは忙しくなる傾向もあります。学業との両立は大変かもしれませんが、将来にも役立つ経験になるうえ、留学費用を軽減できるシステムでもあります。

アメリカ以外でも、カナダにはアメリカとほぼ同様の制度が、イギリスにも「Graduate Teaching Assistant(GTA)」があります。またオーストラリアはそもそも学生ビザでのアルバイトが許可されているため、学外を含めたパートタイム収入を得られるチャンスはあります。

興味がある方は検討してみましょう!

費用計画は入念に

費用の計画はとても重要です。お金の悩みを抱えながらでは勉強に集中することはできません。節約しすぎて健康を損ねてしまったら本末転倒です。

業界や国にもよりますが、大学院留学の場合は卒業後に高い報酬が見込めるため、学資ローンを活用する人も少なくありません。

大学院留学の費用について詳しく知りたい方には、各留学会社が用意している留学ガイドや資料をお届けしています。ぜひ取り寄せて参考にしてください!

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海外大学院で人気の専攻/学部

海外の大学院で学べる分野は星の数ほどありますが、なかでも日本人留学生に人気の高い学部を抜粋してご紹介します!

コミュニケーション学映画
開発学航空宇宙工学
人事(人材管理)建築学
スポーツ経営(マネジメント)学音楽
スポーツコーチ学ジェンダー学
国際関係学環境学
公共政策学教育学
心理学ジャーナリズム
演劇・ドラマMBA(経営学)
映画学ファッション
通訳・翻訳平和学
動物学犯罪学
政治学天文学
写真学古生物学
言語学地球科学

国別の大学院留学情報

アメリカの大学院留学

マサチューセッツ工科大学(MIT)

アメリカには「大学で幅広く基礎を学び、大学院で本格的に専門を」という考え方がベースにあります。

日本の大学教育はアメリカの教育制度を踏襲しているため、日本の大学からアメリカの大学院へ留学をする人にとっても溶け込みやすい環境です。

実践と議論を重視するのが一般的で、学部/専攻の数は世界随一。世界ランキングのトップランク校から、比較的入学難易度が低い大学院まで多様な選択肢があります。

カナダの大学院留学

トロント大学

フレクシブルで質の高い教育で知られるカナダの大学院。

アメリカの教育方針の流れを組みながらイギリス式のチュートリアル方式(1対1の授業)を取り入れていたり、比較的創設年度の新しい大学院では研究よりもキャリア重視の方針をとっていたり、学生の能力を伸ばすために柔軟な発想でカリキュラムが組まれます。

カナダの大学院を卒業すると3年間の就労が可能なビザを取得できます。カナダでは海外の優秀な人材を大歓迎している国のひとつで、現地での就労経験を経て移住を実現する人も多くいます。

イギリスの大学院留学

エディンバラ大学

イギリスの修士課程が他国と大きく違う点は、リサーチ(Research)コースとトート(Taught)コースに分かれていることです。

リサーチコースは研究や調査がメインで1年から2年。トートコースは講義がメインで1年です。

1年で修士号を取得できるのは留学生にとっては大きなメリットです。イギリスは物価の高い国ですが、留学期間が1年で済むということは費用を抑えたい人にとっては嬉しいポイントですね。

修士号取得者は卒業後の就労が可能なビザを申請できます。

オーストラリアの大学院留学

ニューサウスウェールズ大学

オーストラリアでは1.5年から2年で修士号を取得できます。

1年から1.5年で修了できるポストグラデュエート・ディプロマもたくさん開講されているので「2年は長いなあ」という方やポストグラデュエート・ディプロマで専門職への道を開きたい方におすすめです。

オーストラリアの大学院を卒業して学んだ分野と関連した仕事に就くと、最大4年の就労が可能です。

オーストラリアの永住権申請はポイント制で、学歴や就労年数、業界、英語力などによってポイントを積算していく方式です。大学院という高い学歴と現地就労はポイント獲得に有利で、永住権申請を目指す人には大きなアドバンテージになります。

ニュージーランドの大学院留学

ニュージーランド・オークランド大学

ニュージーランドの大学院では1年から2年で修士号を取得できます。イギリスと同じようにリサーチ(研究)メインのコースとトート(講義)メインのコースがあります。卒業後は最大3年の就労ビザを申請することができます。

ニュージーランドの大学院は学生の幸福度にとても重きをおいています。大学の世界ランキングでは、学生の幸福度をどれだけ考えているか、学生が精神的な健康をどれだけ感じているかといった指標があるのですが、ニュージーランドの大学院は軒並み上位にランクインしています。

心穏やかに、そして心身の健康にも満たされながら大学院留学生活を送りたい人は、ニュージーランドの大学院留学は検討してみる価値も高いですね!

欧州の大学院留学

ヨーロッパ各国には世界ランキング上位に多くの大学院が選出されている国がたくさんあります。オランダ、ベルギー、スイス、ドイツ、フランスからトップ100に複数校が選ばれています。

ヨーロッパはひとくくりにするには広すぎますが、近年の流れとして顕著なのは英語でのコースが増えていること。

フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、北欧、オランダなどでは英語で受けられるコースが年々増えています。特に各国が特徴あるMBAを開講しており(例:ファッションに特化したフランスのMBA)魅力的なコースが多数あります。

また、ハンガリーのように奨学金制度が充実している国もあり、かなりの数の学生が奨学金の対象になる場合もあります。

芸術や音楽、体育学、建築学、ワイン学、修復学など、本場独自の学部も魅力的です。

アジアの大学院留学

梨花女子大学

世界ランキング上位に、アジアの大学がかなり増えています。中国、シンガポール、香港、韓国からはトップ100に複数の大学院が入っています。

また、めきめきとランキングが上がってきているマレーシアや台湾、インドネシアの大学院も注目したいところ。アフリカや南米、中東などからたくさんの優秀な学生を集めており、欧米の大学よりもずっと多様性にあふれた環境です。

学費と生活費がリーズナブルなのも魅力のひとつです。今後、成長著しいアジアを舞台にキャリアを伸ばしていきたい人はぜひ注目したいですね!

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海外の大学院への進学スケジュール

大学院や学部についての情報収集

入学の約1.5年から2年前、ギリギリでも1年前を目途に情報収集を始めましょう。複数の国にまたいで比較してみるのもおすすめです。

また、資金計画や入学条件も合わせて情報収集しておきたいところ。どのくらいの予算を準備すべきか、行きたい大学院は奨学金制度の適用があるか、入学のための語学力はどのくらい必要かなどをリストアップしていきます。

語学テストやGRE/GMAT対策を始める

情報収集と並行して、出願時に必要な語学力テスト(TOEFL、IELTS、DELF/DALF、TestDaF、他)やGRE/GMATなどのテスト準備をしていきましょう。

もともと語学力がある人でも、試験対策は必要です。複数回受験することでスコアが上がっていく傾向もありますし、傾向と対策を押さえていくことで高いスコアに近づけます。

出願校を決定する

1年前を目途に出願校を決めていきましょう。大学院によっては出願締切が早く、決めたらすぐに選考準備に入らなければならないこともあります。

出願準備をする

海外の大学院に出願するには、主に次のような書類が必要です。

・願書
・大学時代の成績
・エッセイ(小論文)
・経歴書
・推薦状
・作品(芸術系の場合)
・語学力の証明(TOEFL iBTやIELTS他)
・GREやGMATなどのテストスコア(不要な場合も)
・面接(学校による)

出身大学に出向いて成績証明書を取得したり、担当教授や上司に推薦状を書いてもらうには、先方の準備時間にも配慮する必要があります。早めにスケジュールをしておくのがおすすめです。

合否決定

合格通知が届いた大学院のなかから、入学する大学院を選びます。

(おめでとうございます!)

入学する意志を伝え、学費の支払期日やオリエンテーション日程など、合格通知をしっかり読み込んでいきましょう。

滞在先選定

現地で生活する家を確保します。寮やシェアハウスなど、学校はたいてい相談窓口を持っています。

一部の学校をのぞいて、ずっと同じ場所に住むと考えなくてもいいでしょう。まず最初の学期に過ごす場所を確保して、現地で柔軟に対応していくのも良い方法です。

ビザ申請・渡航準備

大使館に学生ビザを申請し、渡航するフライトを確保します。

もし、入学前に語学コースやプレ・マスターズ・コースなどを受講するのであれば、そのための前倒し日程に合わせて、準備を進めてください。

出発!

いよいよ出発です!思う存分、留学生活を楽しんでください。

海外大学院留学の「よくある質問」

海外大学院に進学するメリットは何ですか?

専門性とキャリア、また国際力を一度に高められる点が最大のメリットです。実務に直結した教育やディスカッション中心の授業を通じた実践力も身につきます。加えて、グローバルな人脈形成や英語力向上も大きな強みになります。

海外大学院と日本の大学院の違いは何ですか?

あくまでも一般論ですが、海外大学院は実践・アウトプット重視、日本は研究重視の傾向があります。海外では授業や課題、プレゼンの比重が高く、成績評価も多面的です。一方、日本は指導教員のもとで研究を深めるスタイルも多くなります。

海外大学院にはどのような種類がありますか?

研究型と専門職型の2つに大きく分かれます。研究型は博士課程への進学を見据えた学問重視、専門職型は就職を意識した実務重視のカリキュラムです。MBAや公共政策などは専門職型の代表例です。

海外大学院で取得できる学位にはどんな種類がありますか?

修士号(Master)や博士号(PhD)が主な学位です。修士号にはMA(文系)、MSc(理系)、MBA(経営)などさまざまな種類があります。分野ごとに細かく名称が分かれているのが特徴です。

修士課程はどれくらいの期間で修了できますか?

1〜2年で修了するのが一般的です。イギリスやオーストラリアは1~1.5年制、アメリカやカナダは2年制が主流です。特に1年で学位が取れるイギリスは短期間で専門性を習得できる点が魅力です。

MBAや専門職大学院とは何ですか?

実務スキルやキャリアアップに特化した大学院です。MBAは経営やマネジメントを学び、社会人経験者が多く在籍します。法律、教育、公共政策などの分野にも専門職大学院があります。

人気のある専攻分野にはどんなものがありますか?

ビジネス、データサイエンス、IT、国際関係、心理学などが人気です。近年はAIやサステナビリティ関連分野も注目されています。

海外大学院に進学するための条件は何ですか?

学士号(大学卒業資格)と成績のほか、英語力を証明するテストスコア(TOEFLやIETLSなど)、推薦状、志望動機書(エッセイ)が求められます。専攻によっては職務経験や作品提出が必要な場合もあります。

英語力はどれくらい必要ですか?

IELTS6.5〜7.0、TOEFL iBT80〜100程度が目安です。トップ校ではさらに高いスコアが求められることもあります。授業での議論やレポート作成に対応できる実践的な英語力が重要です。

GREやGMATは必須ですか?

大学や専攻によって異なりますがアメリカの大学院では提出が求められるケースが多いです。ただし近年は免除する学校も増えています。特にMBAはGMATが重視される傾向があります。

社会人でも海外大学院に進学できますか?

はい、多くの社会人が進学しています。MBAや公共政策、ジャーナリズムなどは社会人経験が重視されるプログラムです。また、キャリアチェンジやスキルアップも可能で、大学での専攻分野や社会人としての実績に関わらず出願できる学部も多いです。

海外大学院留学にはどれくらいの費用がかかりますか?

年間で300万〜800万円程度が目安です。授業料に加えて生活費や保険料も必要になります。国や大学によって大きく差があります。

国によって学費はどのくらい違いますか?

アメリカは年間500万〜1,000万円程度になることもあります。一方、ヨーロッパの一部では学費が比較的安い、または無料の国もあります。国選びで総費用は大きく変わります。

奨学金や資金調達の方法にはどんなものがありますか?

政府奨学金、大学独自奨学金、民間財団の支援などがあります。ティーチングアシスタントやリサーチアシスタントなど、学内でのアシスタント業務を行う代わりに学費が軽減されたり月給が得られるシステムもあります。

海外大学院留学の準備はいつから始めるべきですか?

遅くとも1年前からの準備が理想です。英語試験対策や書類準備に時間がかかります。人気校は出願締切が早いため、余裕を持ったスケジュールが重要です。

出願から入学までの流れはどのようになりますか?

英語試験→出願書類準備→出願→合否通知→ビザ取得→渡航という流れです。エッセイや推薦状の準備に時間がかかる点が特徴です。英語力に自信がなければ、条件付合格制度という英語力だけを後回しにする仮合格制度を持つ大学院を選べば、入学を早めることができます。

大学院選びで重視すべきポイントは何ですか?

専攻内容と希望するキャリアとの一致が最も重要です。判断材料としては大学ランキング、立地、インターンのほか、卒業後の就職実績も重要なポイントです。

海外大学院を卒業するとキャリアにどんなメリットがありますか?

専門性と国際経験が評価され、キャリアの選択肢が広がります。外資系企業や海外就職に有利になるケースが多いです。マネジメント職へのステップアップにもつながります。

海外大学院卒は就職や年収にどのような影響がありますか?

年収アップやキャリアの加速につながる可能性があります。特にSTEM分野では高収入職への道が開かれやすいです。海外では修士号の価値は学士号を大きく上回るため、高い評価につながりやすいです。

大学院留学はあなたの一生を変える大きな転機

海外の大学院留学生活は、バラ色の毎日というわけにはいきません。

勉強は大変で、課題や研究に追われる毎日です。語学力や発言力が足りなくて、悔しい想いもするでしょう。

しかし、そこで得たクラスメートたちは生涯に渡る友人になり、いずれキャリアのうえでも貴重な人脈になっていきます。(海外の大学院は、同窓生ネットワークがとても活発です!)

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