メルボルン留学生は図書館を使いこなそう!魅力満載の市内3つの図書館。~木村加奈(旅行ライター)

『図書館』というとどのようなイメージを持たれますか。本がたくさんあって、本を読む場所?静かに勉強する場所?

オーストラリアのメルボルンには、いくつかの図書館が存在し、最新の新聞や雑誌、書籍だけでなくCDやDVDなども豊富に揃えてあります。また、図書館内のパソコンやプリンターも使用することができ、急に書類を印刷しなければならなくなった際や、パソコンを使って文章を作成しなければならない際に便利です。加えて、フリーWi-Fiも使用可能。留学生にとっては知っておきたい魅力が満載です。本記事ではメルボルンの代表的な3つの図書館をご紹介します。

アクセスしやすさナンバーワン「ビクトリア州立図書館」

メルボルン中心地にあるビクトリア州立図書館は1854年に開設された歴史ある図書館です。場所は、メルボルンセントラル駅の目の前にありますので、アクセスしやすさは随一。メルボルンシティ内の図書館は入館する際、特にカードなどの発行は必要ありません。

州立図書館の中庭には銅像や大きなチェスボードが設置されています。外からの景観も素敵ですが、館内はもっと素敵です。芸術作品や美術品などが展示されている場所や、チェスができる場所などもあります。最上階からの景色が圧巻ですので時間に余裕がある方は、最上階まで登ってみてください。

留学生に利用しやすい最新機能が充実「ドックランズライブラリー」

ドックランズライブラリー(Library At The Dock)は最新の機能を備えた3 階建ての図書館です。留学生にとってのメリットをご紹介しましょう。

1.利用者が少ない
シティから少し距離があるため、利用者も少ないのが特徴です。広々とした空間で集中して読書や勉強に勤しむことができます。また、利用者が少ないためフリーWi-Fiの速度が早く、パソコンを使う際に待ち時間が少ないという利点があります。

2.カフェが図書館内にある
館内にある本を読みながらコーヒーを飲むことができます。

3.音楽スペースがある
ピアノやドラム、さらには録音ブースも兼ね備えています。録音ブースの使用は有料ですが、ピアノとドラムは予約制で無料で利用することができます。それぞれ防音室となっていますので、周りのことを気にせず演奏することができます。また、録音の仕方が分からない方のために、講習会も開催しています。

4.キッズスペースがあり、卓球やテレビゲームもするスペースがある
2階には卓球台とキッズスペースがあり、3階にはテレビゲームをするスペースもあります。連日親子連れで賑わっているのがこのスペースです。

5.漫画が置いてある
置いてある漫画の数は少ないですが、NARUTOなどの日本の漫画の英語版が置いてあります。気軽に英語の勉強にもなります。

6.Macも利用可能
こちらでもパソコンを利用することができますが、WindowsだけでなくMacも貸し出しています。Macは3階のゲームスペースの前に設置されています。

7.景色が綺麗
最後の魅力として、ここからの夕暮れ時のドックランズの景色がとても綺麗です。目の前に橋(Bolte Bridge)があり、反対岸には観覧車があり夜になると点灯します。その橋と観覧車、夕焼けの空と海の絶妙なバランスが見るものをうっとりとさせます。

日本語の本が読める「市立図書館」

市立図書館は、フリンダースストリート駅(Flinders Street Station)近くのフリンダースレーン(Flinders Lane)という通のビルとビルの間にあります。少し入り口が分かりにくいので入り口の壁にかけてある旗を目安にしてください。

館内入り口には、カフェが併設されています。


Photo from Flickr Journal Cafe – Melbourne City Library (Alpha)

館内は2階建になっており、州立図書館よりもだいぶ規模は小さいですが、州立図書館ほど人はいないので勉強しやすい環境です。日本語の本や雑誌も揃えてありますので、日本が恋しくなった際に訪れるといいでしょう。

以上、留学生が丸一日を過ごせる図書館の魅力についてご紹介しました。本を借りるだけでなく、勉強に集中したり、音楽を楽しんだり、日本語に触れてみたり、使い方は利用者次第です。一度活用してみてはいかがでしょうか。

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