常に円満な結婚生活を続けるということは、日本人同士でも簡単なことではありません。まして、国際結婚となると、文化も生活習慣も全く違うわけですから、たくさんの困難があって当然です。
今回は、幸せな国際結婚をおくるためのヒントを教えましょう。
逆転の発想!共通点を見つけたときに喜ぶ
言葉だけでなく、食生活、生活習慣まで、あらゆる習慣に違いがあるのが国際結婚と考えてよいでしょう。お互いのことを理解したうえで結婚するものの、実際の結婚生活が始まると、新しい問題がでてくるはずです。
些細なことでも、「そのやり方はおかしい」とか「こっちが常識」といったように、意見に食い違いがでて口論になることも。
しかし、習慣の違うことが当たり前の国際結婚なのです。捉え方を変えてみることも必要。
違うことに注目するのではなく、同じ習慣を見つけることに努めましょう。そして、何か見つかったときは「奇跡!」と思って一緒に喜んだり。ふたりの共通点を少しずつ増やしていくことが大切です。
言葉の壁が夫婦円満の秘訣!?
結婚するまでには、コミュニケーションの問題はなくなっているはずです。それでも、難しい言い回しや、あまり使わない表現をすると相手に通じないことも。
相手が理解できない言葉がある。じつは、それが国際結婚の最大の利点なのです。なぜなら、難しい言葉なら、文句を言っても相手にバレないからです。
日本人同士なら、小声で文句を言っても、相手にわかってしまい、険悪な雰囲気になるでしょう。しかし、相手のわからない言葉を使えば、文句を言っても、もめることがありません。さらに、こちらは言いたいことを言えて、すっきり。
ただし、ポイントは、あくまでも笑顔を保つこと。怖い顔をしていたら、さすがに相手に気づかれます。また、文句を言いながらも、自分自身が笑顔でいることで、イライラが解消されやすく、一石二鳥。
もちろん、言うべきことは言わなくてはなりませんが、たまには、隠れてストレス発散することも大切です。
家族が海外にいるって心強い
国際結婚することで、自分の家族や親戚が世界に広がります。自分を知っている人が海外にもいるというのは心強いことです。家族や親戚づきあいで苦労することもあるかもしれませんが、それは日本でも同じです。
さらに異文化を知る貴重な機会になるので、前向きにとらえましょう。
当然のことですが、日本人同士でも、国際結婚でも基本は同じはずです。お互いを尊重し、認めることが大事です。お互いを思いやる気持ちが、年を重ねるごとに強くなっていくような関係ができるといいですね。