南太平洋に浮かぶ美しい島国、フィジー。
フィジーでは英語を学ぶ語学留学をはじめ、現地ボランティアや高校進学といった留学ができます。
留学費用がリーズナブルなことや、日本人や日本の会社が経営する学校が主流という安心感もあって、日本人留学生からの人気が定着しています。
この記事では、短期から長期まで目的に合わせて参加できるフィジー留学のコースと費用をご紹介。フィジーの国情報やよくある質問などもお届けします。
ぜひ参考にして、海外留学選びに役立ててくださいね!
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フィジーってどんな国?
まずはフィジーという国についてざっとおさらいしましょう!
どこにあるの?
フィジーがあるのは日本の反対側、南半球です。
日本人になじみの深い国で言うと、ニュージーランドやオーストラリアといった国のご近所で、周囲をサモアやトンガ、ニューカレドニアなどに囲まれています。

日本からフィジーへはどうやって行くの?
日本からフィジーへの航空ルートはいくつかありますが、一番ポピュラーなのは「フィジーエアウェイズ(Fiji Airways)」の成田空港からナンディ(フィジー最大の国際空港)への直行便です。
約9時間で到着でき、出発日によっては片道6万円台から設定があります。
フィジーの言語は?
英語、フィジー語、フィジー・ヒンディー語が広く使われています。
フィジーは、フィジー系やインド系など多様なルーツを持つ人々が暮らす多様性に富んだ国。国民はそれぞれの母語を使いつつ、共通言語として、また、教育のメイン言語として英語を話します。
フィジーの気候は?
フィジーは年間を通して温暖な国。気温はだいたい20℃から30℃の間です。暑い日でも30℃前後なので、日本の猛暑とくらべると快適で過ごしやすい気温です。

フィジーの治安は?
フィジーは比較的治安が安定している国です。
犯罪率データをリリースしているMacrotrends.netの調査では、フィジーの犯罪率ポイントは2.173で、アメリカ合衆国の6.421よりもずっと低い犯罪率となっています。
とはいえ、同調査における日本は「0.254」と圧倒的に安全なので、やはり日本にいるときよりは安全への気配りは必要!
観光地として有名なフィジーでは、スリや盗難といった軽犯罪に注意が必要なのと、同じ街のなかでも危ないとされるストリートや、酔った人が多いバーやクラブなどには立ち入らないように気を付けることが大切です。

「幸福度ナンバーワン」のフィジー
フィジーは世界幸福度調査(WIN/Gallup International共同調査)で、何回も1位を獲得している国としても知られています。
幸福度調査にはいくつか種類があるのですが、この調査でわかるのは「主観的幸福度」。つまり「わたしは自分のことを幸せだと思っている」人が世界一多いのがフィジーということなんです!
ちなみに日本の順位は毎年50位となかなかの厳しいランク。フィジー留学で得られるのは、語学力や異文化対応力だけでなく「自分で自分を幸せにする力」なのかもしれませんね!

フィジー留学プログラム
それでは、フィジー留学の様々なプログラムを具体的に見てみましょう!
『留学プレス』の兄弟サイトで、全国の留学専門会社から選りすぐった人気の留学プランを掲載している『女子Ryu』(※もちろん男性も参加できます!)から抜粋してご紹介致します!
英語も人生観も変わる。『つながり』を学ぶ語学留学
少人数制の実践型レッスンです。
ディスカッションや日常会話を想定したロールプレイを取り入れ、「話す力」を重視。
英語初心者でも安心して学べ、英語を実際に使う場面を豊富に用意しています。
| 場所 | ナンディ・ラウトカ |
| 期間 | 1週間~ |
| 費用 | 69,000円~ 1週間、学生寮4人部屋の場合 ※滞在方法・期間により異なります |
| 滞在 | ホームステイまたはドミトリー (個室・4人部屋) |
英語+ボランティア体験
語学留学と国際ボランティアを組み合わせたプランです。
マングローブの植林活動や、子どもたちの通学路を安全にするための浮桟橋の建設など、地元の人々と触れ合いながらのボランティア活動で、日本ではできない貴重な交流を体験できます。
| 場所 | ナンディ・ラウトカ |
| 期間 | お問い合わせください |
| 費用 | 153,500円 (8週間ハーフデー留学プラン/学生寮滞在費込みの場合) |
| 滞在 | ホームステイまたはドミトリー(個室・4人部屋) |
【ボランティア】ダイビング&海洋環境保護プロジェクト|サメの生態保護
海洋環境に大きな影響を持つサメの生態系。
海洋環境を守るために著名な科学者やサメ研究のエキスパート達と一緒にサメの保護活動に携わります。
ダイビングの資格を取得し、海中や地上での活動に参加します。
| 場所 | パシフィックハーバー |
| 期間 | 2週間~48週間 ※希望に合わせて選択できます。 |
| 費用 | 2週間¥452,500~ 参加期間による ※ダイビング資格取得のためのコースも含む |
| 滞在 | ボランティア寮での共同生活 |
フィジー国立高校留学プラン
フィジーの国立高校に入学するプログラムです。
ケンブリッジ大学監修の英語カリキュラムがあるので、英語が苦手な学生でもしっかりと学べます。
学期単位での短期留学から長期で卒業までの留学など柔軟な留学ができます。
| 場所 | ナンディ・ラウトカ |
| 期間 | 1学期~長期 |
| 費用 | 189万円/1年間 (学費、英語補習授業料、ホームステイ費用、教材費、空港出迎え費用を含む) |
| 滞在 | ホームステイ・寮ほか |
【高校生限定】世界中の高校生と一緒に海外ボランティア
好奇心旺盛な高校生におすすめ!
他国から大勢集まるボランティアたちに囲まれたインターナショナルな環境です。
旅行やアクティビティなども織り交ぜながら、途上国の現状を学び、さまざまな形でボランティア活動に携わります。
(例:ケア&コミュニティ活動、環境保護、医療&ヘルスケア etc.)
| 場所 | アジア、アフリカ、中南米、南太平洋の国々 |
| 期間 | 2週間、3週間または4週間 |
| 費用 | 2週間 232,000円~ |
| 滞在 | ホームステイまたはボランティアアパート、ホテル |
英語留学+運転免許取得
英語を学びながらフィジーで運転免許を取得できる留学です。
バイク免許や特殊車両免許を取得することもできます。
| 場所 | ナンディ・ラウトカ |
| 期間 | お問合せください |
| 費用 | 261,500円〜 |
| 滞在 | お問合せください |
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フィジー留学のよくある質問(FAQ)
フィジー留学のメリットは?
リーズナブルな留学費用で英語やボランティア、進学などさまざまな留学が実現できることです。また、日本人が運営している学校もあり、初めての留学でもサポートが受けやすいこともメリットのひとつです。
フィジー留学のデメリットは?
大都会の留学とは違って、イベントなどが少ないことです。レストランやカフェもたくさんありますが、やはり都会と比べると少な目です。また、自然環境が豊かなリゾート地にありがちな、虫や爬虫類などに出くわすこともあります。虫よけスプレーや日焼け止めはしっかり準備したい!
フィジー留学は短期から行ける?
最短1週間から参加できるものから、長期に渡るプログラムがあります。また、高校入学プログラムもあります。
フィジー留学に必要な語学力は?
英語留学であれば入門レベルから参加できます。ボランティアプログラムなら初級レベルから参加でき、読み書きよりも話す度胸やコミュニケーションを楽しむスキルのほうが大切です。
フィジー留学は就職や転職活動に有利?
留学の経験だけで就職活動に有利になるわけではありません。そこで得られた発見や異文化対応力、問題解決能力、リーダーシップなどを自己分析して、就職活動に活かすことが求められます。また、ボランティア経験を通じて世界を知り、途上国のリアルから視野を広げることもキャリアにつながっていきます。
人生観が変わる!フィジー留学で成長しよう
これまでにフィジー留学をした人の多くが
「幸せの概念が変わった」
「元気になった」
「大切な仲間ができた」
と話しています。
また、その一方で
「日本の便利さを痛感した」
「モノや情報に振り回されていることに気が付いた」
といった側面にも気が付いているそうです。
フィジー留学での経験は、先進国の留学では得られない気づきの宝庫です。都会とは違い、フィジー留学では考えたり、自分を振り返ったりする時間もたっぷりあります。
フィジーは多様な背景を持つ人が共存するダイバーシティ環境です。これからのグローバルな社会で不可欠なコミュニケーション能力を磨くチャンスともなります。
多くの人が将来「あのフィジー留学があったからこそ、今の自分がいる」と思えることも多いのではないでしょうか。
英語力を磨きたい人はもちろん、転機を探している人、新しい発見をしたい人は、フィジー留学もぜひ検討してみてくださいね!
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